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凍傷その後の経過

痛みが酷いので総合病院へ行ってきた



火打山で受傷した凍傷だが、左顔の皮膚は一度剥がれ落ちた跡が黒く残っている。その他鼻骨の左横、額中央右側の左から風が当たった部分も変色が無くなりほぼ完治。
酷かった左足の痺れ・麻痺は5本とも第一関節から先の痺れが残るが麻痺はほぼ無くなった。
その代わり、受傷後4日目くらいから酷くなった右足親指の麻痺・痺れが酷くなり、飲み薬の無くなった昨晩から痛みを伴うようになった。
足首にホッカイロを貼って出勤したが仕事中も我慢ならず、元病院勤務の同僚に頼んで市民病院の知り合いに相談したところ、足の甲中央の脈を診るよう指示された。
両足とも脈はしっかり取れると答えると、今のところ緊急性は無いだろうとのことで明朝一番で形成外科へ来るように指示される。

2012年2月29日厚生連高岡病院形成外科来院し受傷した時の状況を詳細に記載し医師へ提出。以下医師による診断と判断を記載。
・受傷部にゼリーを塗りパルスメーターのような装置で血流を診る?
・指で甲部の脈を取る。
・受傷部の血流は弱いが甲部の血流が良いため問題ないだろうとのこと。
・紫に変色などしていない。
・指に有る二本の神経は死んでいるかもしれないが管が残っているので2~3ヶ月で再生するだろう。
・よほど痛みが出るようなら飲むようにと痛み止め2週間分を処方される。


これまでの治療薬
皮膚科
・塗り薬(d-カンフル+黄色グリセリン)
・ユベラNカプセル100mg×10日分
形成外科
・ロキソニン(解熱鎮痛薬)14日分(今回)



現在の症状
・左足親指は付け根までの感覚麻痺と時折底の方で痛みを伴う。
・時折血液が通うようにジーンと痺れるように(正座して痺れた後の感じ)感覚が戻ることがある。
・自力で指を内側に曲げようとすると直ぐに攣る。


受傷年月日
2012年2月4日(一回目)
2012年2月18日(二回目)


経過
火打山の凍傷は顔面に見た目に酷い傷を負ったがもっと深刻なのは表面に症状の現れない足指だった。
二度目の受傷は北の俣岳へ向かう初日の吹雪だった。
山行二日前に左足に軽い痺れが残っていたため念のためと、予防薬が欲しいこともあって皮膚科で診てもらったが足については凍傷ではないと言い切られる。
処置不要と言われるが、しぶとくお願いし血管拡張作用のある内服薬と塗り薬を処方してもらい山行中朝晩服用した。
塗り薬については同行者が別に用意してくれたクリーム(医薬品ではない)を手指に塗ったが足は問題なかったため塗らなかった。
山行中手足指とも特に症状が酷いとは感じなかったが帰って風呂に入ってから麻痺・痺れが顕著になった。
一週間後、前大日へおよそ6時間の山行を行ったがなんら悪くなる兆候は無かったが週明けから急速に悪化し始める。
特に内服薬が無くなった昨日夜から酷くなる。


対策
受傷は低温化に晒された部位に起きやすいが、外気に露出していないグローブ、ブーツ内でも極低温状態に長く置けば受傷する。
特に血液の細い末端部が受傷しやすいが、風向きにも影響されやすい。
風上側を向いた指先が一番に受傷しやすい(風上に甲が向いた方の手指は受傷しにくい)ため、風下側の指が麻痺する前に体の影に隠すなり動かすように心がけて行動すること。
足指は常にブーツの中で動かすように心がけること。
水分を失った場合に受傷しやすいので水分補給は出来る限りこまめに行うことと、大量に汗を掻かないようスピードを加減して行動すること。
体全体の保温は当然、リストウォーマーやネックウォーマーを併用し体温の低下を予防。
ホッカイロを貼ると雪が融けて濡れやすくなるので貼る場所に注意。

他にも色々対策はあるだろうが対策のための対策にならないよう軽量化や動きやすさも考慮し適切に対処したい。
昔から登山靴に鷹の爪を入れるとか言うが利くのだろうか気になるところ。
ドライレイヤーなる製品が発売されているがその層は保湿しなくても上部層で十分な吸湿放湿が行われないと意味が無い。製品はどれもこれも似たようなもので優劣はないだろうし効果が有るかも疑わしい。
低温下では極力汗を掻かないよう行動するのがベスト。モノに頼るのはもう止めて自分の頭で行動したい。
またブーツによってはウォークモードでシェル後部からの雪の浸入が激しいもの(深雪ラッセル時)があるので注意。場合によってはアウターとインナーの間に薄手のビニール袋を履かせるのも手かもしれない。
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by arzarez | 2012-02-29 21:00 | 凍傷