片折岳パウダー山スキー



この日のためのニューアイテムだったが



地元富山の奥座敷、利賀村に聳える山スキーのメッカ金剛堂山を滑った。
さくっと、のつもりが出だしから見極めを誤りルート変更で再アタック開始は40分ほどのロス。
林道では初めて履く両足10kgの激重ニューアイテムに慣れない足が前に出ない。
頑張って登山口の鬼門を渡り渡渉点から栃谷源流方向の冬道へ進む。
先行はなく綺麗な雪面にファーストトラックを刻む快感。
斜度が上がると腰上のラッセル見上げるミズナラの森は静寂そのもの。
来てよかったと思う瞬間だ。
大きくジグを切りながらじりじりと高度を上げてゆく。
全身汗でぐっしょり。
夏道に出ると竜口谷から登っていた高岡HCのトレース痕に合流。
ありがたく使わせてもらうが10分も行かないうちに隊列に追い付くと再びトップラッセルの始まりだ。
細尾根は藪も濃く崖際に寄り過ぎていたためセッピを踏み抜いて危うく崖下に落ちるところだった。
若い方々が追い着いて暫くトップを替わったがスキーの敵じゃない。
体が冷えるので別トレースでお先に。
その先は一人旅となる。
ブナの原生林では西から暴風雪が叩きつける。
今日は本峰は諦めようということで前衛峰の片折岳1346mで撤収とした。
滑走準備をしていると高岡HCの皆さん続々到着。
女性が多く干し柿や甘栗を戴く。サンキュー、元気が出たよ。

吹雪いてきたし、さて行きますか。
帰りは登山道をジェットコースターのようにかっ飛ばす。
1100mあたりで栃谷冬道へ入るとブナの疎林にノートラックの大雪面が待っていた。
曲がるたびに、飛ぶたびにフェイスショット連発。
背中に羽根が生えたかのような超浮遊感覚にしばし陶酔。
あっと言う間に渡渉点へ出て鬼門を渡り林道で駐車地点へ戻った。
7時50分発、12時20分到着、4時間30分の厳しくも楽しいツアーだった。
下山後片づけをしていると若いあんちゃん到着。
車を運転するには若すぎるなぁと思っているとお父さんが到着。
何度かお会いしている同じ高岡の奥さんだった。
お互いお疲れ様の握手をがっちり交わした。

積雪量は林道でおよそ80cm。帰り道は道路か空か側壁か分からないほどの激しい降り。藪が消えるのも時間の問題だろう。
久しぶりに重い道具+単独ラッセル、底無しパウダーにストレスも吹き飛ぶ充実山行だった。帰ってから気分が良くて飲み過ぎた。明日はもしかすると筋肉痛かも。

距離7.98km
所要時間4時間30分
累積標高±798m
※トラックは12/23のもの。上りは夏道を辿っているが今回は上り下りとも西寄りの栃谷冬ルートを取った。
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