立山カルデラ

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松尾平湿原

昨日はMさんと立山カルデラへ出掛けた。何年ぶりだろうMさんと歩くのはと考えるほど間が空いてしまっていた。まだ暗い立山駅4時半、久しぶりのMさんが元気な顔を見せてくれた。まず自転車を上部堰堤にデポ、駅に戻り朝食を食べて準備を整える。
昨年の同日立山新湯に訪れたときは紅葉真っ盛り。今回も!と期待に胸膨らむが岳樺らは既に葉を落とし冬枯れの様相。ならばと初めて踏み込んだ冬を迎える前の松尾平湿原の風景が素晴らしく際立った。
紅葉も華やかで良いが枯れた風景も対照的でなお面白い。初めて見る風景に言葉が出ない。撮っても撮っても素晴らしくてなかなか離れられなかった。ゆっくりも出来ないので名残を惜しみつつ藪を漕いでルートへ戻る。
今回の主目的はトロッコ道からの泥鰌池台地への下降路を探ることである。ルートを横切るトロッコ道は見た目にも明らかで草を除けると線路も当時のまま残っている。お互い地形図でルートを読みいざ出発。濃い急な藪を転げ落ちるように下ると途中から測量に使ったらしきトラロープを発見。かなり急な斜面で落ちれば危ないところだったが幸い持参のロープを使うことなく無事泥鰌池へ降り立つことが出来た。このルート上りに使うには相当厳しいだろう。
ガスに煙る泥鰌池のほとりに立つと初めてここを見つけたときの感動が頭をよぎり感無量である。台地は紅葉終盤、立山温泉跡地、噴泉、そして天蓋の湯で露天風呂からの紅葉狩りを堪能し、有形文化財白岩堰堤砂防群を見物。立山カルデラ内の見所を満喫し降り出した雨の中林道を下る。紅葉は真川合流点で真っ盛り。土砂降りの中、美しい景色を楽しみながら仮設橋、堰堤を幾つも越え最後の4kmはデポした自転車で楽々千寿ケ原へ戻った。
3年前に膝十字靱帯を切ったMさん、急な尾根を華麗なトラロープ捌きで降りてゆく姿は大手術の跡を微塵も感じさせなかった。藪にポールを取られたのは悔しいが素晴らしい山歩きの生贄と思えば安いものだろう。





6時40分始発のケーブル、7時発の高原バスと乗り継ぎ弥陀ヶ原バス停下車。美松坂から上は分厚いガスの中、下界は雲海に閉ざされ自分らの頭上のみが晴れているとはラッキー。滑りやすい木道を最短ルートで松尾峠へ向かった。

峠からはフィックスロープに頼りながらの険しい下りが続く
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カルデラ内は冬枯れの様相(中央右少し上に立山新湯の湯煙)
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初めて訪れた松尾平湿原
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エメラルドグリーンの泥鰌池
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トロッコ道跡から直接泥鰌池へ降りるルートを探る途中の急な尾根上から見下ろす泥鰌池
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もみじの紅葉が残るブナ林
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紅葉終盤を迎えた泥鰌池台地
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ガスに煙る泥鰌池でまったり休憩、虹鱒の跳ねる音が静寂な湖面に響く
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湯川谷の紅葉
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噴泉
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天蓋の湯
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白岩堰堤
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常願寺川の紅葉
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最後の堰堤を下る
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晩飯は立山カルデラの急斜面で採取したムキタケで鴨鍋
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by arzarez | 2011-10-23 20:55 | 山歩き